Automation Orchestrator
スクリプト環境

Automation Orchestrator
スクリプトで使用するモジュールとライブラリを、依存関係として
Automation Orchestrator Client
から直接追加できるようになりました。
Automation Orchestrator
の以前のリリースでは、スクリプトに依存関係を追加するには、ZIP パッケージに追加する必要がありました。
Automation Orchestrator Client
から直接環境を作成することにより、スクリプトでの依存関係として使用するモジュールとライブラリを追加できるようになりました。環境には、スクリプトで使用する複数のモジュールとライブラリを含めることができます。
この使用事例では、
Automation Orchestrator
の Node.js スクリプトに使用できる lodash 環境を作成しています。
ワークフローやアクションなどの他の
Automation Orchestrator
オブジェクトと同様に、環境はパッケージの一部として他の
Automation Orchestrator
デプロイにエクスポートできます。
  1. Automation Orchestrator
    クライアントへのログイン。
  2. アセット
    環境
    の順に移動して、
    新しい環境
    をクリックします。
  3. 全般
    タブで、環境の名前を入力します。
  4. アクションの説明、バージョン番号、タグ、およびグループ権限を入力します。
    環境の作成後に ID が自動的に生成されます。
  5. ランタイム環境を設定し、依存関係と依存関係変数を追加します。
    1. 定義
      タブを選択します。
    2. ランタイム環境
      で、Node.js が選択されていることを確認します。
    3. メモリ制限とタイムアウトのプロパティを編集します。
    4. 依存関係
      追加
      をクリックし、次の値を入力します。
      名前
      lodash
      バージョン
      4.17.21
  6. 追加
    をクリックします。
  7. 環境変数を追加します。
  8. 新しいスクリプト環境の作成を終了するには、
    作成
    をクリックします。
  9. 環境が作成されたら、環境エディタ ページで
    ログのダウンロード
    タブを選択し、lodash ライブラリが正常にダウンロードされたことを確認します。
ワークフローのスクリプト スキーマ要素または
Automation Orchestrator
アクションの
ランタイム環境
ドロップダウン メニューから環境を選択して、ワークフロー スクリプト タスクまたはアクションで lodash を使用できるようになりました。