Automation Orchestrator
サーバのデバッグの有効化

プラグインの開発時に問題をデバッグするには、
Automation Orchestrator
サーバをデバッグ モードで起動します。
ローカル マシンに Kubernetes コマンドライン ツールをインストールして構成します。kubectl のインストールおよびセットアップを参照してください。
  1. Automation Orchestrator Appliance
    コマンド ラインに
    root
    としてログインします。
  2. kubectl -n prelude edit deployment vco-app
    コマンドを実行します。
  3. vco-server-app
    コンテナにデバッグ環境変数を追加して、環境の
    YAML
    ファイルを編集します。変数は、
    vco-server-app
    コンテナの
    env
    セクションの下に追加する必要があります。
    containers: - command: ... env: - name: DEBUG_PORT value: "your_desired_debug_port" ... name: vco-server-app ...
    デバッグ環境変数を
    env
    セクションに追加する場合は、前の例で説明した YAML のインデント フォーマットに従う必要があります。
  4. この変更を環境ファイルに保存します。
    環境ファイルの編集が成功すると、
    deployment.extensions/vco-app edited
    メッセージが表示されます。
  5. vracli dev kubeconfig
    コマンドを実行して、Kubernetes 構成ファイルを生成します。
    Kubeconfig は開発者環境であるため、続行するか確認するプロンプトが表示されます。続行するには
    yes
    、停止するには
    no
    を入力します。
  6. 生成された構成ファイルの内容を、
    apiVersion: v1
    から
    client-key-data
    の内容まで含めてコピーします。
  7. 生成された Kubernetes 構成ファイルをローカル マシンに保存します。
  8. Automation Orchestrator Appliance
    からログアウトします。
  9. ローカル マシンでデバッグ モードの設定を完了します。
    1. コマンドライン シェルを開きます。
    2. KUBECONFIG
      環境変数を、保存した構成ファイルに割り当てます。
      これは、Linux 環境の場合の例です。
      export KUBECONFIG=/file/path/
      fileName
    3. サービスが実行中であることを確認するには、
      kubectl cluster-info
      コマンドを実行します。
    4. デバッグ モードの設定を完了するには、次の Kubernetes API 要求を実行します。
      localhost_debug_port
      変数の値は、統合開発環境 (IDE) のリモート デバッグ構成で設定されているポートです。
      vro_debug_port
      変数の値は、この手順の手順 3 で生成されます。
      kubectl port-forward pod/
      vco_app_pod_ID
      localhost_debug_port
      :
      vro_debug_port
    デバッグ ツールを設定する場合は、ポート転送コマンドを実行したローカル マシンの DNS および IP アドレスの設定を指定します。
Automation Orchestrator Appliance
にサーバ デバッグが設定されました。