自動化セントラルによるジョブの作成

アクションの自動実行をスケジューリングするジョブを作成します。実行するアクションのタイプを選択してから、アクションの範囲を選択できます。属性とメトリックに基づいて範囲を絞り込むことができます。すべてのアクションには、条件に基づいてジョブの実行を制御できる構成オプションがあります。
  1. [自動化セントラル] ページで、
    ジョブの追加
    をクリックします。
    ジョブの新規作成
    画面が表示されます。このページには、以下のカードが表示されます。
  2. 作成するジョブのタイプに基づいてカードをクリックします。
  3. ウィザードの最初の手順で次のプロパティを指定して、アクションを作成します。
    プロパティ
    説明
    名前
    ジョブの名前を指定します。この名前はカレンダーに表示されます。
    説明
    ジョブの説明を入力します。
    アクションの構成
    仮想マシン最適化のアクションをスケジューリングするには、このオプションを選択します。選択肢は次のとおりです。
    再利用
    1. 古いスナップショットを削除します。このオプションを選択する場合は、少なくとも次のいずれかを指定する必要があります。
      • スナップショットの保持期間(日単位)。
      • スナップショット サイズ(MB 単位)。ドロップダウン リストの演算子を使用します。
      • スナップショット名。ドロップダウン リストのいずれかの演算子を使用します。
      スナップショットの削除の基準は、選択したすべてのオプションの組み合わせです。
    2. アイドル状態の仮想マシンを削除します。このオプションを選択する場合は、アイドル時間の長さを日数で指定する必要があります。
    3. アイドル状態の仮想マシンをパワーオフします。このオプションを選択する場合は、アイドル時間の長さを日数で指定する必要があります。
    4. パワーオフ状態の仮想マシンを削除します。このオプションを選択する場合は、パワーオフ期間を日数で指定する必要があります。
    パワーオフ状態の仮想マシン、アイドル状態の仮想マシン、およびスナップショットに関する時間定義は、
    最適化
    再利用
    画面で構成されます。画面の
    設定
    リンクをクリックして、再利用設定を編集または表示します。ここでジョブを構成する前に、[再利用] 画面で設定を確認しておいてください。
    適正化
    1. オーバーサイジング状態の仮想マシンをダウンサイズします。このオプションを選択する場合は、リソース タイプの適正化を選択し、ダウンサイジングの制限量を選択する必要があります。
    2. サイズ不足状態の仮想マシンをスケールアップします。このオプションを選択する場合は、リソース タイプの適正化を選ぶ必要があります。
    VMware Aria Operations
    は、仮想マシンのホット アド/削除設定が有効になっているかどうかを確認しません。仮想マシンのパワーオフが許可されていない場合、アクションは失敗します。[最近のタスク] とログでエラーを確認できます。
    アクション
    • アダプタ タイプ
      :パブリック クラウドまたは vCenter Server アダプタをドロップダウン リストから選択します。オプションは、vCenter Server、GCP、AWS、Microsoft Azure です。
    • オブジェクト タイプ
      :アクションを実行する対象のオブジェクトをドロップダウン リストから選択します。オプションは、仮想マシン、ホスト システム、クラスタ コンピューティング リソースです。
    • アクション
      :アクションの名前を入力するか、ドロップダウン リストからアクションを選択します。オプションは次のとおりです。
      アダプタ タイプ
      選択できるアクション
      vCenter Server
      • 仮想マシンのパワーオフ
      • 仮想マシンのパワーオン
      • 仮想マシンのゲスト OS の再起動
      • 仮想マシンのサスペンド
      GCP
      • CE インスタンスのパワーオフ
      • CE インスタンスのパワーオン
      • CE インスタンスの再起動
      AWS
      • EC2 インスタンスのパワーオフ
      • EC2 インスタンスのパワーオン
      • EC2 インスタンスの再起動
      Microsoft Azure
      • Azure 仮想マシンのパワーオフ
      • Azure 仮想マシンのパワーオン
      • Azure 仮想マシンの再起動
    ジョブのリソース数が 10 個以下の場合、ジョブは一度に実行されます。リソースの数が 10 個を超える場合、リソースは 10 個ごとにグループ化され、並行して実行されます。
  4. 次へ
    をクリックします。
  5. ウィザードの 2 番目の手順で、
    VMware Aria Operations
    が自動化ジョブを実行する必要がある仮想マシンが含まれるオブジェクトの範囲を選択します。
    • その他のアクション
      の範囲を選択する場合、ドラッグ アンド ドロップするオブジェクトは、前の手順で選択したオブジェクトか、その先祖オブジェクト(コンテナとして機能する)と同じオブジェクト タイプである必要があります。たとえば、前の手順で
      ホスト システム
      を選択した場合は、ホスト システム オブジェクト オブジェクト、または階層内でその上位のオブジェクト(クラスタ コンピューティング リソース、データセンターなど)のいずれかを選択する必要があります。
    • VMware Aria Operations
      では、前の手順で選択したオブジェクト タイプと一致しないオブジェクト タイプは無視されます。無効なオブジェクト タイプは、子孫のオブジェクト タイプのオブジェクト、別の管理パック/ソリューションのオブジェクト、または無関係なオブジェクト階層のオブジェクトです。
    1. オブジェクト タイプを左側のペインにドラッグ アンド ドロップします。
    2. メンバーを削除するには、X アイコンをクリックします。
  6. アクションにオブジェクトをドラッグ アンド ドロップした後、右下隅にある
    プレビューの範囲
    をクリックして、ジョブが実行される可能性のあるオブジェクトを確認します。このリストは、
    フィルタ条件
    画面でフィルタを適用した後では変化する可能性があります。
    アクションの実行対象が含まれる最終的なオブジェクト リストを確認するには、
    スケジュール
    タブで目的のジョブの
    プレビューの範囲
    ボタンをクリックします。
  7. 次へ
    をクリックします。
  8. ウィザードの
    フィルタ条件
    手順で、ジョブを実行する対象のオブジェクトを
    VMware Aria Operations
    がフィルタリングするためのルールを作成できます。ルールを作成しない場合は、選択したオブジェクト タイプの範囲内に含まれるすべての仮想マシンが影響を受けます。
    1. フィルタ条件の設定
      セクションで、メトリック、関係、プロパティ、オブジェクト名、タグ値と論理式を使用してルールを作成します。
    2. 複数の条件を追加するには、[別の条件セットの追加] または [追加] ボタンをクリックします。[別の条件セットの追加] をクリックすると、
      VMware Aria Operations
      によって条件セットの間に OR 論理式が作成されます。[追加] ボタンをクリックすると、
      VMware Aria Operations
      によって条件の間に AND 論理式が作成されます。
  9. 次へ
    をクリックします。
  10. ウィザードの
    スケジュール
    手順で、アクションを実行するスケジュールを構成します。
    プロパティ
    説明
    開始日
    ジョブを開始する開始日(現在の日付以降)を設定します。画面に表示されるカレンダーから日付を選択します。
    ジョブが実行されるまでに最大 5 分の遅延があります。アクションの実際の開始時間は、アクション自体の特性や、関係するターゲット オブジェクトの数によっても変動します。
    タイム ゾーン
    ジョブの開始日時を計算するには、タイム ゾーンを選択します。選択肢は次のとおりです。
    • [ブラウザ] - ブラウザによって報告された現在の場所に基づいて決まります。
    • [ホスト] - ホスト マシンの現在の場所に基づいて決まります。
    • [GMT ベースのタイム ゾーン] - UTC+0 に従って計算された場所に基づいて決まります。
    開始時間
    ジョブの開始時刻を選択します。ドロップダウン メニューには、現在のブラウザから報告された時刻に最も近い時刻を起点として、選択肢となる時刻が 5 分間隔で表示されます。
    繰り返し
    ジョブの繰り返しを設定します。選択肢は次のとおりです。
    • 1 回
      。これ以上は構成できません。
    • 日単位
      。繰り返しを日数で設定します。
      実行間隔
      フィールドに値を指定して、実行する必要がある頻度を設定します。
    • 週単位
      。曜日の略語をクリックして、ジョブを実行する曜日を選択します。
    • 月単位
      。月の略語をクリックして、ジョブを実行する月を選択します。デフォルトでは、すべての月が選択されています。選択した月におけるジョブの実行日を構成できます。
      • 月の特定の日(値)をクリックします。または、
        最後
        をクリックして月の最終日を指定します。正確な日付は指定しません。
      • 月の何週目かを表す具体的な数字(1、2、3、4、または最終)と、特定の曜日の組み合わせを使用します。
      ドロップダウン メニューの各オプションを複数選択できます。
    日単位
    週単位
    月単位
    オプションでは、日付または発生回数に基づいてジョブの終了日を設定できます。
    1. 通知
      セクションで
      ジョブの更新を E メールで受信
      チェック ボックスをオンにすると、ジョブに設定された実行の 2 時間前および実行されてから 2 時間後に通知を受け取ることができます。E メールを送信する場合は、ドロップダウン メニューから E メール送信プラグインを選択し、E メールの送信先の E メール アドレスを入力する必要もあります。
      E メール送信プラグインを作成していない場合は、トピックVMware Aria Operations の送信設定を参照してください。
      E メールで更新を送信できるメール ID は 1 つのみです。
  11. 作成
    をクリックしてウィザードの手順を完了し、ジョブを作成します。