ライフサイクル ルール
ライフサイクル ルールを使用してデータ管理を自動化します。
ライフサイクル ルールは、ストレージ コストとデータ管理に費やす時間を削減する方法の 1 つです。不完全なマルチパート アップロードを削除し、オブジェクトの現在または以前のバージョンの有効期限を設定し、期限切れのオブジェクトをクリーンアップするように、
VMware Cloud Director Object Storage Extension
に指示するルールを定義します。バケット内のすべてのオブジェクト、またはバケット内のオブジェクトのサブセットに対して有効なアクションを定義できます。ライフサイクル ルールを作成、削除、編集、または非アクティブ化できます。これらのアクションを実行する前に、必要な権限のセットがあることを確認してください。
ユーザー ロール |
実行できること |
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組織管理者
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組織内のユーザーが所有するバケットのルールを作成、削除、および編集する |
組織ユーザー
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自分が所有するバケットのルールを作成、削除、および編集する |
ライフサイクル ルールの作成
ライフサイクル ルールを作成して、データを管理する自動アクションを定義します。
バケットのライフサイクル ルールを作成するために必要な権限のセットがあることを確認します。
- VMware Cloud Director テナント ポータルにログインします。
- プライマリの左側ナビゲーション パネルの詳細で、オブジェクト ストレージを選択します。
- バケットペインで、ルールを作成するバケットの名前をクリックします。
- ライフサイクルタブで、新規ルールをクリックします。
- ルールを有効または無効にするには、ステータススライダを移動します。無効なルールを作成し、後で有効にすることができます。
- ルールの範囲を選択します。
- バケット内のすべてのオブジェクトにルールを適用したり、バケット内の特定のオブジェクトにルールを適用したりできます。
- ルールを特定のオブジェクトに適用することを選択した場合、ルールが適用されているオブジェクトのプリフィックスを入力します。
- 入力したプリフィックスを使用してフォルダを作成するには、フォルダとしてのプリフィックスチェック ボックスを選択します。
- ルールのアクションを定義します。ライフサイクル ルールを作成するには、少なくとも 1 つのアクションを定義します。
- オブジェクトの現在のバージョンの有効期間を入力します。このアクションを選択した場合、期限切れのオブジェクトの削除マーカーをクリーンアップするオプションを選択できません。
- 以前のバージョンのオブジェクトの有効期間を入力します。
- 期限切れのオブジェクトの削除マーカーをクリーンアップするには、チェック ボックスを選択します。このアクションを選択すると、オブジェクトの現在のバージョンの有効期間を選択できません。
- 不完全なマルチパート アップロードのクリーンアップするには、待機期間を入力してチェック ボックスを選択します。
- 保存をクリックします。