仮想マシンで Bluetooth デバイスを共有
Bluetooth デバイスを仮想マシンに接続できます。
Bluetooth デバイスのサポートは VMware Fusion 13.6 以降で削除されました。
Fusion
は以下の Bluetooth デバイスをサポートします。 - 携帯電話
- GPS 受信機
- シリアル ポート プロファイル (SPP) デバイス
- ほとんどの他のデバイス
Fusion
は以下の Bluetooth デバイスを限定サポートします。 - 入力デバイス (HID):Windows ホストではなく Linux/macOS ホストを使用している場合、ゲストに接続できます。OBEX ファイル転送:発信(ゲストからデバイス)転送のみ。ゲストは OBEX サーバとして動作しません。
Fusion
は以下の Bluetooth デバイスをサポートしません。 - ヘッドフォン
- ヘッドセット
- ハンズフリー オーディオ デバイス
Fusion
では Bluetooth のサポートに以下のような制限があります。 - 発信接続のみが許可されます。仮想マシンはリモート Bluetooth デバイスへの接続を確立できますが、リモート デバイスは、仮想マシンが通知を試みるサービスを確認しません。
- 仮想マシンは、ホストの Bluetooth アダプタの名前、クラス、または発見可能性を変更できません。ホストは、他の Bluetooth デバイスがホストを発見でき、どの名前が使用されるかという設定を独占的に制御します。
- ホストは、ペアリング プロセス、および PIN 番号の収集または表示を独占的に制御します。ゲストはデバイスのスキャンおよびデバイスの接続開始ができます。ペアリングが必要な場合、ペアリング ダイアログ ボックスがゲストではなくホストに表示されます。ゲストの観点からは、デバイスは必要な PIN を持たないペアに見えます。
- ホストの Bluetooth ラジオのベンダー固有の機能は、ゲストを介して渡されません。たとえば、一部のラジオはベンダー固有のコマンドを提供して BDADDR を変更します。これらのコマンドはゲストには表示されません。ゲストには一般的な VMware ブランドのラジオが表示されます。
- 仮想 Bluetooth コントローラ自体は、スナップショットの一部ではありません。スナップショットの間、接続が解除され、再接続されます。Bluetooth デバイスとの外部接続は、スナップショット時に切断されます。
- を選択します。
- 仮想マシンのライブラリウィンドウで仮想マシンを選択し、設定をクリックします。
- 設定ウィンドウの [取外し可能デバイス] で、USB と Bluetoothをクリックします。
- Bluetooth デバイスを仮想マシンと共有チェック ボックスを選択します。仮想 Bluetooth ラジオがゲストに表示されます。新しいハードウェアが検出されたというゲスト OS からの通知が表示されます。デバイスは自動的にインストールされるので何もする必要はありません。
- ゲストの Bluetooth インタフェースを使用して、ペアとする近くのデバイスを検索します。デバイスは、検出されるとリストで表示されます。
- 接続するデバイスを選択し、接続を選択します。
- デバイスをホストとペアリングします。過去にこのデバイスをホストとペアリングとしていない場合、ペアリングするように求められます。ホストにより PIN が求められたり、デバイスで入力する PIN が表示されたりする場合があります。デバイスがペアリングされると、デバイスをゲストで使用できるようになります。