仮想マシンへの IP カスタマイズ ルールの適用
保護された仮想マシンのリカバリ設定に IP カスタマイズ ルールを適用できます。
Site Recovery Manager
が IP カスタマイズをサポートしているゲスト OS のリストについては、https://docs.vmware.com/jp/Site-Recovery-Manager/8.8/rn/compatibility-matrices-for-vmware-site-recovery-manager-88/index.htmlに掲載されている「Site Recovery Manager 8.8 互換性マトリックス
」を参照してください。 IP カスタマイズ ルールを適用する場合は、各ネットワーク マッピングにサブネット IP マッピング ルールを指定します。
詳細設定オプション
recovery.useIpMapperAutomatically
を True に設定し、仮想ネットワークの IP マッピング ルールを構成した場合、Site Recovery Manager
はリカバリ時に仮想マシンをカスタマイズするサブネット IP マッピング ルールを評価します。このオプションを False に設定すると、Site Recovery Manager
はリカバリ時に IP マッピング ルールを評価しません。IP カスタマイズ
オプションを使用すると、各仮想マシンのこのオプションの効果をオーバーライドすることができます。 recovery.useIpMapperAutomatically
のデフォルト オプションは True です。Auto に設定すると、Site Recovery Manager
は IP カスタマイズ ルールを使用して仮想マシンをカスタマイズします。
- vSphere Clientで、 の順にクリックします。
- Site Recoveryホーム タブでサイトのペアを選択して、詳細表示をクリックします。
- リカバリ プランタブを選択し、リカバリ プランをクリックして、仮想マシンを選択します。
- 仮想マシンを右クリックして、リカバリの構成をクリックします。
- IP カスタマイズモード リストから該当する場合、IP カスタマイズ ルールを使用するを選択してOKをクリックします。オプション説明自動recovery.useIpMapperAutomaticallyの詳細設定によって異なります。仮想ネットワークの IP マッピング ルールを構成し、recovery.useIpMapperAutomaticallyを True に設定した場合、Site Recovery Managerはリカバリ時に仮想マシンをカスタマイズするサブネット IP マッピングルールを評価します。recovery.useIpMapperAutomaticallyを False に設定すると、Site Recovery Managerはリカバリ時に IP マッピング ルールを評価しません。該当する場合、IP アドレスのカスタマイズ ルールを使用する自動オプションの効果をオーバーライドします。仮想ネットワークの IP マッピング ルールを構成した場合は、リカバリ時にSite Recovery Managerによって仮想マシンがカスタマイズされます。手動の IP アドレス カスタマイズ自動オプションの効果をオーバーライドします。仮想マシンごとに新しいリカバリ IP アドレスを手動で設定する必要があります。IP アドレスのカスタマイズは行わない自動オプションの効果をオーバーライドします。リカバリ仮想マシンの IP アドレスに変更はありません。