NFS ベースの VI ワークロード ドメインのアップグレード後の手順
NFS ストレージを使用する VI ワークロード ドメインをアップグレードした後、NFS ゲートウェイを介して NFS ストレージにアクセスするには、ホストにスタティック ルートを追加する必要があります。このプロセスは、ワークロード ドメインを拡張する前に完了しておく必要があります。
- VI ワークロード ドメインの NFS サーバの IP アドレスを特定します。
- クラスタ内のホストに関連付けられているネットワーク プール、およびネットワーク プールの NFS ゲートウェイを特定します。
- SDDC Manager にログインします。
- クラスタタブをクリックし、NFS ベースのクラスタをクリックします。
- ホストタブをクリックし、ホストのネットワーク プールを書き留めます。
- ネットワーク プール名の横にある情報アイコンをクリックし、NFS ゲートウェイを書き留めます。
- NFS ゲートウェイから NFS サーバにアクセスできることを確認します。ゲートウェイが存在しない場合は、作成します。
- NFS トラフィック用に構成されているクラスタ内の各ホスト上の vmknic を特定します。
- NFS ゲートウェイから NFS サーバにアクセスするために、各ホストでスタティック ルートを構成します。esxcli network ip route ipv4 add -gNFS-gateway-IP-nNFS-gateway
- 新しいルートが NFS vmknic を使用してホストに追加されていることを確認します。esxcli network ip route ipv4 list
- NFS クラスタ内のホストが NFS vmkernel を介して NFS ゲートウェイにアクセスできることを確認します。例:vmkping -4 -I vmk2 -s 1470 -d -W 5 10.0.22.250
- NFS ストレージを使用している各クラスタで手順 2 ~ 7 を繰り返します。