静止スナップショットから特定のファイル システムを除外する

静止スナップショット操作から特定のファイル システムを除外できます。
Linux ゲスト OS では、
excludedFileSystems
の設定によって静止スナップショットからファイル システムを除外することができます。この設定を指定した場合は、
tools.conf
ファイルの
vmbackup
セクションに一覧表示されます。
excludedFileSystems
の値は、カンマ区切りの glob スタイルのパターンで、静止スナップショットから除外されるファイル システムを指定します。パターンには、任意の文字列を表す「*」(ワイルドカード)および単一の文字を表す「?」(クエスチョン マーク) を使用することができます。これらのパターン、「*」および「?」で表される文字には「/」を含む任意の文字を含めることができます。
  1. Linux ゲスト OS の
    /etc/vmware-tools/tools.conf
    から、
    tools.conf
    ファイルを開きます。
  2. ファイルに
    vmbackup
    セクションを追加します(存在しない場合)。
    [vmbackup]
  3. vmbackup
    セクションで、
    excludedFileSystems
    を優先されるパターンのリストに設定します。
    excludedFileSystems = <list of patterns>
たとえばこの設定は、静止スナップショットの操作から
/fs1
にマウントされたファイル システムを除外します。
[vmbackup] excludedFileSystems = /fs1
また、この設定は、マウントポイントが
/fs
または
/dev
から始まるすべてのファイル システムを静止スナップショットの操作から除外します。
[vmbackup] excludedFileSystems = /fs*,/dev/*