Windows への VMware Tools の手動インストール

Windows 仮想マシンに VMware Tools を手動でインストールできます。VMware Tools をサポートするゲスト OS は Windows 2000 以前、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista 以降のバージョンです。
  • 仮想マシンをオンにします。
  • ゲスト OS が実行中であることを確認します。
  • vSphere 仮想マシンの場合、最新バージョンの VMware Tools を所有しているかどうかを確認します。vSphere Client インベントリで、仮想マシンを選択して
    サマリ
    タブをクリックします。
  • Workstation Player、Fusion、および Workstation Pro 仮想マシンでは、オペレーティング システムをインストールしたときに、仮想マシンの仮想 CD/DVD ドライブを ISO イメージ ファイルに接続していた場合、仮想 CD/DVD ドライブが物理ドライブを自動検出する構成になるように設定を変更します。
    自動検出設定によって、仮想マシンの最初の仮想 CD/DVD ドライブを有効にし、VMware Tools のインストールのために VMware Tools ISO ファイルを検出および接続できます。この ISO ファイルは、ゲスト OS に対する物理 CD のように見えます。CD/DVD ドライブが物理ドライブを自動検出するように設定するには、仮想マシン設定エディタを使用します。
  • 古い Windows OS を使用していなければ、管理者でログインしてください。Windows 95、Windows 98、または Windows ME ゲスト OS で VMware Tools のインストールを行う場合は、どのユーザー権限でもかまいません。これらのバージョンより新しいオペレーティング システムの場合は、管理者としてログインする必要があります。
  • vSphere を使用し、Guest Introspection Thin Agent ドライバをインストールする予定がある場合、
    vShield クイックスタート ガイド
    にリストされているシステム要件を参照してください。vShield コンポーネントは、デフォルトではインストールされません。カスタム インストールを実行してそのコンポーネントを含める必要があります。
  1. ゲスト OS に VMware Tools 仮想ディスクをマウントするメニュー コマンドを選択します。
    VMware 製品
    操作
    vSphere Client
    仮想マシンを右クリックし、
    ゲスト OS
    VMware Tools のインストール
    または
    ゲスト OS
    VMware Tools のアップグレード...
    fusion
    仮想マシン
    VMware Tools のインストール(またはアップグレード)
    Workstation Pro
    仮想マシン
    VMware Tools のインストール(またはアップグレード)
    Workstation Player
    Player
    管理
    VMware Tools のインストール(またはアップグレード)
  2. vCenter Server を使用してアップグレードまたは再インストールを行う場合は、
    VMware Tools のインストール/アップグレード
    ダイアログ ボックスで
    Tools の対話型インストール
    または
    Tools の対話型アップグレード
    を選択し、
    OK
    をクリックします。
    ゲスト OS で VMware Tools 仮想ディスクをマウントすることで、プロセスが開始します。
  3. 初めて VMware Tools をインストールする場合、 VMware Tools のインストール情報ページで
    OK
    をクリックします。
    ゲスト OS の CD-ROM ドライブで自動再生が有効になっている場合は、VMware Tools のインストール ウィザードが開始されます。
    自動実行が有効になっていない場合にウィザードを手動で起動するには、
    スタート
    実行
    をクリックし、
    D:\setup.exe
    と入力します。ここで、
    D:
    は最初の仮想 CD-ROM ドライブです。64 ビット Windows ゲスト OS 用の
    D:\setup64.exe
    を使用します。
  4. 表示されるプロンプトに従ってください。
    vSphere を使用する場合、Guest Introspection Thin Agent ドライバなどのデフォルト以外のコンポーネントをインストールするには、
    カスタム
    セットアップを選択します。
    NSX ゲスト イントロスペクション (GI) ドライバがインストールされていて、アップグレードで Tools インストーラの [カスタム] インストール オプションを使用している場合は、アップグレード中にすべてのインストール済みの GI ドライバがアップグレードされていることを確認します。
  5. プロンプトが表示されたら、仮想マシンを再起動します。
vCenter Server を使用している場合は、
概要
タブの
VMware Tools
ラベルが
OK
に変更されます。
vSphere アップグレードの一環として VMware Tools をアップグレードした場合は、次に、環境内の仮想マシンをアップグレードするかどうかを決定します。異なる互換性レベルで使用可能なハードウェアを確認、比較するには、『
vSphere 仮想マシン管理
』 ドキュメントを参照してください。