パッケージの管理
Automation Orchestrator Client
を使用してパッケージを作成、エクスポート、およびインポートします。パッケージを利用すれば、ワークフロー オブジェクトをエクスポートして他の Automation Orchestrator
インスタンスで使用できます。 パッケージには、ワークフロー、アクション、ポリシー、構成要素、またはリソース要素を含めることができます。
パッケージに要素を追加すると、
Automation Orchestrator
によって依存関係がチェックされ、従属要素がパッケージに追加されます。たとえば、アクションまたは他のワークフローが使用されるワークフローを追加した場合は、Automation Orchestrator
によってそのアクションと他のワークフローがパッケージに追加されます。パッケージに追加された
Automation Orchestrator
依存関係には、コメント アウトされたコードも含めることができます。たとえば、ワークフローにコメント アウトされたアクションを参照するコード行を含めることができます。このようなシナリオでは、いかなる場合でもそのアクションがパッケージに追加されます。パッケージにコメント アウトされたコードが追加されることは、想定される動作です。 パッケージをインポートすると、サーバによって、コンテンツのさまざまな要素のバージョンと、対応するローカル要素のバージョンが比較されます。この比較により、ローカル要素とインポートされた要素のバージョンの違いが明確になります。ユーザーは、パッケージをインポートするか、特定の要素を選択してインポートするかを判断できます。
Automation Orchestrator Client
で作成されるほとんどのオブジェクト(リソース要素を除く)の場合、パッケージがこれらのオブジェクトをエクスポートおよびインポートする唯一の方法です。 パッケージはデジタル著作権管理を使用して、受信側サーバでのパッケージのコンテンツの使用方法を制御できます。パッケージは
Automation Orchestrator
によって署名され、データ保護のために暗号化されます。パッケージは、X509 証明書を使用して、度のユーザーが要素のエクスポートや再配布を行うかを追跡できます。