個別の仮想マシンのメッセージ プロンプトまたはコマンド ステップの作成

Site Recovery Manager
による仮想マシンのパワーオンの前後に、ユーザーにタスクの実行を求めるプロンプトを表示したり、
Site Recovery Manager
が仮想マシンにタスクを実行したりするためのカスタム リカバリ手順を構成できます。
  • カスタム ステップを追加するリカバリ プランがあります。
  • カスタム スクリプトを実行する仮想マシンに
    VMware Tools
    がインストールされていることを確認します。
Site Recovery Manager
は、カスタマイズ情報と同じ方法で、保護された仮想マシンまたはリカバリされた仮想マシンにコマンド手順を関連付けます。複数のリカバリ プランに同じ仮想マシンが含まれる場合、
Site Recovery Manager
はすべてのリカバリ プランにコマンドとプロンプトを含めます。
  1. vSphere Client
    で、
    Site Recovery
    Site Recovery を開く
    の順にクリックします。
  2. Site Recovery
    ホーム タブでサイトのペアを選択して、
    詳細表示
    をクリックします。
  3. リカバリ プラン
    タブでリカバリ プランを選択し、
    リカバリ手順
    をクリックします。
  4. 仮想マシンを右クリックして、
    リカバリの構成
    をクリックします。
  5. リカバリ プロパティ
    タブで、
    パワーオン前の手順
    または
    パワーオン後の手順
    をクリックします。
  6. プラス アイコンをクリックして、ステップを追加します。
  7. 作成する手順の種類を選択します。
    オプション
    説明
    プロンプト
    プランが次の手順に進む前に、ユーザーにタスクを実行するように求めるか、またはユーザーによる確認が必要な情報を提供するように求めます。このオプションは、パワーオン前の手順とパワーオン後の手順の両方で使用できます。
    SRM Server でのコマンド
    Site Recovery Manager サーバ
    でコマンドを実行します。このオプションは、パワーオン前の手順とパワーオン後の手順の両方で使用できます。
    リカバリした仮想マシンでのコマンド
    リカバリした仮想マシンでコマンドを実行します。このオプションは、パワーオン後の手順でのみ使用できます。
  8. 名前
    テキスト ボックスに、ステップの名前を入力します。
    リカバリ ステップ
    ビューのステップのリストにステップ名が表示されます。
  9. 内容
    テキスト ボックスにコマンド、スクリプト、またはメッセージ プロンプトを入力します。
    • SRM Server でのコマンド
      または
      リカバリした仮想マシンでのコマンド
      を選択した場合は、実行するコマンドまたはスクリプトを入力します。
    • プロンプト
      を選択した場合は、リカバリ プランの実行時に表示するメッセージの内容を入力します。
  10. コマンドの
    タイムアウト
    設定を変更して
    Site Recovery Manager サーバ
    で実行します。
    このオプションは、プロンプト手順を作成する場合は使用できません。
  11. リカバリ プランに手順を追加するには、
    追加
    をクリックします。
  12. パワーオン前またはパワーオン後にコマンドを実行するように仮想マシンを再構成するには、
    OK
    をクリックします。