仮想マシン リカバリ設定の指定
仮想マシンをリカバリするときに、
Site Recovery Manager
は事前に定義された手順を特定の順序で実行します。 「仮想マシン リカバリ設定の指定」ワークフローを使用すると、仮想マシンのリカバリ方法の設定とカスタマイズを実行できます。このワークフローの [コマンド] または [プロンプト] 入力を使用すると、手順をカスタマイズして追加することができます。
また、仮想マシンの IP アドレス設定を個別にカスタマイズすることもできます。仮想マシンの IP プロパティのカスタマイズは、リカバリした仮想マシンがリカバリ サイトで起動するとき、デフォルトの IP アドレス設定をオーバーライドします。
- VMware Aria Automation OrchestratorClient にシステム管理者としてログインします。
- 検索ボックスに「Set VM Recovery Settings」と入力して、Enterを押します。
- ワークフローをクリックし、実行をクリックします。
- ワークフローで必要な入力パラメータを入力し、実行をクリックします。「仮想マシン リカバリ設定の指定」ワークフローの入力入力説明オブジェクトの選択リカバリ プランローカル サイトのリカバリ プラン。仮想マシン構成対象の仮想マシン。仮想マシンの最終電源状態電源仮想マシンがリカバリされる際の、パワーオン、サスペンド、またはパワーオフなどの電源状態。仮想マシン リカバリの優先グループ優先グループ仮想マシンのシャットダウンおよびパワーオンの順序を、最も高い優先度を 1、最も低い優先度を 5 として指定します。パワーオン前のコマンドコマンド名コマンド名を指定します。コマンド テキスト実行するコマンドまたはスクリプトを指定します。コマンド タイムアウト実行後のタイムアウトを設定します。パワーオン前のプロンプトプロンプト名プロンプト名を指定します。プロンプト テキストユーザーにタスクを実行するよう求めるか、ユーザーが確認する必要のある情報を提供します。パワーオン後のコマンドコマンド名コマンド名を指定します。コマンド テキスト実行するコマンドまたはスクリプトを指定します。コマンド タイムアウト実行後のタイムアウトを設定します。リカバリされた仮想マシンで実行されたコマンドリカバリされた仮想マシンで実行されたコマンド名を指定します。パワーオン後のプロンプトプロンプト名プロンプト名を指定します。プロンプト テキストユーザーにタスクを実行するよう求めるか、ユーザーが確認する必要のある情報を提供します。モードIP アドレスのカスタマイズ モードを選択Auto詳細なリカバリ設定recovery.useIpMapperAutomaticallyを使用して、Site Recovery Managerで IP アドレスのカスタマイズを制御できるようにします。この値がTrueに設定され、事前に IP アドレス マッピング ルールを定義している場合、Site Recovery Managerはそのルールをリカバリ中に適用します。値がFalseに設定されている場合は、IP アドレスのマッピング ルールがある場合でも、Site Recovery Managerはそのルールをリカバリ中の仮想マシンには適用しません。該当する場合、IP アドレスのカスタマイズ ルールを使用する事前に定義した IP アドレスのカスタマイズ ルールを使用します。IP アドレスのカスタマイズは行わないIP アドレスのカスタマイズを仮想マシンに適用しません。手動の IP アドレス カスタマイズリカバリ中にSite Recovery Managerが仮想マシンにプッシュする IP アドレス設定を手動でカスタマイズします。
- IP アドレス設定を変更する NIC を選択します。
- IPv4、IPv6、DNS 設定、プライマリおよびセカンダリ WINS アドレスを設定します。