Cloudian
デプロイの要件
Last Updated January 23, 2025

Cloudian
クラスタ上に
VMware Cloud Director Object Storage Extension
を展開する場合は、
Cloudian
クラスタが特定の要件を満たしている必要があります。

必要な
Cloudian
コンポーネント

展開する必要がある
Cloudian
コンポーネントの一覧は次のとおりです。
  • 少なくとも 3 台のノードがある
    Cloudian HyperStore
    クラスタ。
  • VMware Cloud Director
    の内部ネットワークからアクセスできる
    Cloudian HyperStore
    管理サービスの HTTPS API エンドポイント。デフォルトでは、ポート 19443 を使用するようにエンドポイントが構成されています。
  • VMware Cloud Director
    の内部ネットワークからアクセスできる
    Cloudian HyperStore
    S3 Service
    。デフォルトでは、S3 サービスは SSL 通信にポート 443 を使用します。
  • VMware Cloud Director
    の内部ネットワークからアクセスできる
    Cloudian HyperStore
    Identity and Access Management Service
    (IAM)。デフォルトでは、IAM サービスは SSL 通信にポート 16443 を使用します。
  • 外部ネットワークからアクセスできる
    Cloudian 管理コンソール

Cloudian
コンポーネントの必要な構成

VMware Cloud Director Object Storage Extension
では、環境内の
Cloudian
コンポーネントについて、特定の構成が必要です。
VMware Cloud Director Object Storage Extension
が必要とする
Cloudian
コンポーネントの特定の構成の一覧は次のとおりです。
  • シングル サインオン (SSO) を有効にし、
    Cloudian 管理コンソール
    の一意の共有キーを提供します。共有キーと SSO ログイン ユーザーを書き留めます。
    VMware Cloud Director Object Storage Extension
    の構成時に必要となります。
  • VMware Cloud Director
    ユーザー マッピングの要件を満たすには、
    Cloudian HyperStore
    ユーザー ID の最大長さを 64 バイトから 255 バイトに増やします。
  • HyperStore Identity
    Access Manager
    を有効にします。
  • S3 エンドポイントで、TLS (Transport Layer Security) と SSL (Secure Sockets Layer) プロトコルを有効にします。
  • 共有バケット リストを有効にします。
  • デフォルトでは、
    Cloudian HyperStore
    は S3 API 通信に使用される、開放された HTTP ポートを使用して構成されています。パフォーマンスがセキュリティよりも重要である場合にのみ、
    VMware Cloud Director Object Storage Extension
    Cloudian HyperStore
    HTTP ポートを使用してください。テナントで、SSE-C 暗号化タイプを使用する必要がある場合は、開放された HTTPS ポートが必要です。
  • Cloudian HyperStore
    S3 エンドポイントを構成するには、FQDN テンプレート
    s3.
    your-domain
    .com
    または
    s3-
    real-region
    .
    your-domain
    .com
    を使用します。詳細については、『
    Cloudian HyperStore 管理ガイド
    』を参照してください。
  • デフォルトのストレージ ポリシーを作成します。詳細については、『
    Cloudian HyperStore 管理者ガイド
    』の「
    新しい HyperStore システムの使用を開始する
    」を参照してください。
すべての
VMware Cloud Director Object Storage Extension
および
Cloudian
ノードの時刻を同期するには、同じ NTP サーバを使用します。
VMware Cloud Director Object Storage Extension
との統合のための
Cloudian
コンポーネントのインストール、構成、および拡張の詳細については、https://cloudian.com/vmware-docs/ を参照してください。