VMware Cloud on AWS での SDDC ネットワークのポスト構成Last Updated January 22, 2025
VMware Cloud on AWS
での SDDC ネットワークのポスト構成証明書の置き換えなどの管理操作を実行するために、
VMware
Cloud on AWS
の Manager Service
、Replicator Service
インスタンス、および Tunnel Service
の管理インターフェイスへのアクセスを許可するには、SDDC のネットワーク設定をポスト構成し、これら 3 種類の管理インターフェイスへの追加アクセスを行います。- SDDC ネットワークがVMware Cloud Director Availabilityペアリング用にすでに構成されていることを確認します。必要な手順の詳細については、VMware Cloud on AWS での VMware Cloud Director Availability のペアリングのための SDDC ネットワークの構成を参照してください。
- VMware Cloud Director Availability4.2 以降がVMware Cloud on AWSにデプロイされていることを確認します。詳細については、SDDC での VMware Cloud Director Availability のデプロイを参照してください。
デフォルトでは、
VMware Cloud on AWS
内のアクセスが制限されており、VMware Cloud Director Availability
のすべてのクラウド アプライアンスの公開 IP アドレスが明示的に管理操作の実行に許可されている必要があります。VMware Cloud on AWS
の VMware Cloud Director Availability
アプライアンスには、証明書の置き換えなどの管理タスクを実行するための 3 種類の管理インターフェイスがあります。必要な NAT ルールを構成するときにこれらの管理インターフェイスを許可するには、3 つのインターフェイスが内部で非標準の HTTPS ポートを使用するため、これらを明示的に定義します。これらの 3 つのサービスと次の 3 つの NAT ルールおよびファイアウォール ルールを組み合わせて、アプライアンスの公開 IP アドレスの外部ポート 443/TCP に送信されるネットワーク トラフィックを変換し、以下に対して許可します。- Manager Serviceの管理インターフェイスのポート 8044/TCP 上の内部Cloud Director レプリケーション管理アプライアンス。
- Replicator Serviceインスタンスの管理インターフェイスのポート 8043/TCP 上のすべての内部Replicator Applianceインスタンス。
- Tunnel Serviceの管理インターフェイスのポート 8047/TCP 上の内部Tunnel Appliance。
- https://vmc.vmware.com でVMware Cloud on AWSにログインします。
- Manager Service、Replicator Service、およびTunnel Serviceの管理インターフェイス用に、3 つの新しいインベントリ SDDC サービスを追加します。
- VMC コンソールの左側のペインで、SDDCをクリックします。
- SDDC で詳細表示をクリックし、ネットワークとセキュリティタブをクリックします。
- 左側のペインのインベントリセクションで、サービスをクリックします。次の手順を 3 回繰り返します。
- Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスのManager Service用のインベントリ サービスを追加します。
- Replicator ApplianceのReplicator Service用の別のインベントリ サービスを追加します。
- Tunnel ApplianceのTunnel Service用の別のインベントリ サービスを追加します。
- インベントリ SDDC サービスを追加するには、サービスの追加をクリックします。
- 各サービスの名前と、必要に応じて説明を入力します。
- 各サービスの [サービス エントリ] 列で、サービス エントリの設定リンクをクリックします。
- サービスごとに、サービス エントリの設定ウィンドウのタイプドロップダウン メニューからレイヤー 3 以上を選択します。
- サービスごとに、ポート/プロトコルタブでサービス エントリの追加をクリックし、それぞれの列で詳細を入力して、適用をクリックします。オプションManager Serviceインベントリ サービスReplicator Serviceインベントリ サービスTunnel Serviceインベントリ サービス名前Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスManager Serviceの管理インターフェイス サービス エントリの名前を入力します。たとえば、「」と入力します。VCDA-Manager-Service-ManagementReplicator ApplianceReplicator Serviceの管理インターフェイス サービス エントリの名前を入力します。たとえば、「」と入力します。VCDA-Replicator-Service-ManagementTunnel ApplianceTunnel Serviceの管理インターフェイス サービス エントリの名前を入力します。たとえば、「」と入力します。VCDA-Tunnel-Service-Managementサービス タイプTCPを選択します。TCPを選択します。TCPを選択します。その他のプロパティ送信元ポートテキスト ボックスを空のままにします。送信元ポートテキスト ボックスを空のままにします。送信元ポートテキスト ボックスを空のままにします。Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスでManager Serviceの管理インターフェイスにアクセスするには、宛先ポートテキスト ボックスにポート「8044」と入力します。Replicator ApplianceでReplicator Serviceの管理インターフェイスにアクセスするには、宛先ポートテキスト ボックスにポート「8043」と入力します。Tunnel ApplianceでTunnel Serviceの管理インターフェイスにアクセスするには、宛先ポートテキスト ボックスにポート「8047」と入力します。
- 各インベントリ サービスを保存するには、保存をクリックします。サービス画面に、次の 3 つの新しいサービスが表示されます。名前サービス エントリVCDA-Manager-Service-ManagementTCP(送信元:任意 | 宛先:8044)VCDA-Replicator-Service-ManagementTCP(送信元:任意 | 宛先:8043)VCDA-Tunnel-Service-ManagementTCP(送信元:任意 | 宛先:8047)
- 後で NAT ルールで使用するには、3 種類の管理インターフェイスごとに新しい公開 SDDC IP アドレスを要求します。
- Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスでManager Serviceの管理インターフェイスにアクセスするための公開 IP アドレスを要求します。
- Replicator Applianceインスタンスで各Replicator Serviceの管理インターフェイスにアクセスするための複数の公開 IP アドレスを要求します。
- Tunnel ApplianceでTunnel Serviceの管理インターフェイスにアクセスするための公開 IP アドレスを要求します。
- ネットワークとセキュリティタブで、システムセクションの左側のペインの公開 IP アドレスをクリックします。
- Manager Serviceの公開 IP アドレスを要求するには、新しい IP アドレスの要求をクリックし、メモを入力して、保存をクリックします。たとえば、メモとして「」と入力します。VCDA-Manager-Public-Management-IP-addressSDDC にデプロイされているReplicator Serviceのインスタンスごとに、次の手順を繰り返します。
- 各Replicator Serviceの公開 IP アドレスを要求するには、新しい IP アドレスの要求をクリックし、メモを入力して、保存をクリックします。たとえば、メモとして「」と入力します。より多くのVCDA-Replicator-Public-Management-IP-addressReplicator Serviceインスタンスの場合、要求された公開 IP アドレスごとに、「」と入力します。ここで、VCDA-Replicator-X-Public-Management-IP-addressXは各インスタンスを示します。
- Tunnel Serviceの公開 IP アドレスを要求するには、新しい IP アドレスの要求をクリックし、メモを入力して、保存をクリックします。たとえば、メモとして「」と入力します。VCDA-Tunnel-Public-Management-IP-address
- 受信ネットワーク トラフィックを正しいクラウド アプライアンスおよびポートに転送するには、新しい NAT ルールを追加します。
- ネットワークとセキュリティタブで、ネットワークセクションの左側のペインのNATをクリックします。次の手順を 3 回繰り返します。
- Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスで、Manager Serviceの管理インターフェイスのための NAT ルールを追加します。
- Replicator Applianceで、Replicator Serviceの管理インターフェイスのための別の NAT ルールを追加します。追加のReplicator Serviceインスタンスごとに、別の NAT ルールを追加します。
- Tunnel Applianceで、Tunnel Serviceの管理インターフェイスのための別の NAT ルールを追加します。
- NAT ルールを追加するには、NAT ルールの追加をクリックし、次の設定を構成して、保存をクリックします。オプションManager ServiceNATReplicator ServiceNATTunnel ServiceNAT名前Cloud Director レプリケーション管理アプライアンスManager Serviceの管理インターフェイスの NAT ルールの名前を入力します。たとえば、「」と入力します。VCDA Replication Management NATReplicator ApplianceReplicator Serviceの管理インターフェイスの NAT ルールの名前を入力します。たとえば、「」と入力します。より多くのVCDA Replicator NATReplicator Serviceインスタンスの場合は、NAT ルールごとに「」と入力します。ここで、VCDA Replicator X NATXは各インスタンスを示します。Tunnel ApplianceTunnel Serviceの管理インターフェイスの NAT ルールの名前を入力します。たとえば、「」と入力します。VCDA Replication Management NAT公開 IPVCDA-Manager-Public-Management-IP-addressVCDA-Replicator-Public-Management-IP-addressVCDA-Tunnel-Public-Management-IP-addressサービスCloud Director レプリケーション管理アプライアンスManager Serviceのインベントリ サービスを選択します。たとえば、を選択します。VCDA-Manager-Service-ManagementReplicator ApplianceReplicator Serviceのインベントリ サービスを選択します。たとえば、を選択します。VCDA-Replicator-Service-ManagementTunnel ApplianceTunnel Serviceのインベントリ サービスを選択します。たとえば、を選択します。VCDA-Tunnel-Service-Managementパブリック ポートポート「443」と入力します。ポート「443」と入力します。ポート「443」と入力します。内部 IPCloud Director レプリケーション管理アプライアンスの「」を入力します。private-IP-addressReplicator Applianceインスタンスのすべての「」を入力します。private-IP-addressesTunnel Applianceの「」を入力します。private-IP-address内部ポート8044(編集不可)8043(編集不可)8047(編集不可)ファイアウォール内部アドレスとの一致内部アドレスとの一致内部アドレスとの一致
- 信頼できるコンピュート ソースからVMware Cloud Director Availability管理インターフェイスへのアクセスを許可するには、受信コンピュート ファイアウォール ルールに 3 つの新しいサービスとターゲットを追加します。VCDA Manager from Trusted Compute Sources Ruleコンピュート ルールが最初に VMware Cloud on AWS での SDDC ネットワークの構成 に作成されます。
- ネットワークとセキュリティタブで、セキュリティセクションの左側のペインのゲートウェイ ファイアウォールをクリックします。
- コンピュート ゲートウェイタブで、すでに作成されているをクリックします。VCDA Manager from Trusted Compute Sources Rule
- コンピュート ファイアウォール ルールを構成し、プロンプトが表示されたら適用をクリックします。オプションコンピュート ファイアウォール ルール名前VCDA Management from Trusted Compute Sources Rule送信元Trusted Compute Sources Group宛先任意をクリックします。宛先の設定ウィンドウで、VMware Cloud Director Availabilityアプライアンスのすべてのコンピュート グループを選択し、適用をクリックします。たとえば、次の 3 つすべてを選択します。
- VCDA Manager Compute Group
- VCDA Replicators Compute Group
- VCDA Tunnel Compute Group
サービス任意をクリックします。サービスの設定ウィンドウで、に加えて、新しく作成した 3 つのインベントリ サービスを選択します。たとえば、追加で以下を選択します。VCDA-Cloud-Service-Management TCP (Source: Any | Destination: 8046)- VCDA-Manager-Service-ManagementTCP (送信元: 任意 | 宛先: 8044)
- VCDA-Replicator-Service-ManagementTCP (送信元: 任意 | 宛先: 8043)
- VCDA-Tunnel-Service-ManagementTCP (送信元: 任意 | 宛先: 8047)
Destination: 8046、Destination: 8044、Destination: 8043、Destination: 8047の 4 つの管理インターフェイス サービスがすべて表示されます。適用対象すべてのアップリンクアクション許可 - コンピュート ゲートウェイ ファイアウォール ルールを変更したら、公開をクリックします。コンピュート ファイアウォール ルールを使用すると、VMware Cloud Director Availabilityのすべてのサービスの 4 種類の管理インターフェイスにアクセスできます。
- Cloud Service
- Manager Service
- 各Replicator Serviceインスタンス
- Tunnel Service
VMware Cloud on AWS
の SDDC 構成が完了し、VMware Cloud Director Availability
サービスの管理操作の準備が整いました。 これで、 を参照してください。
VMware Cloud Director Availability
サービスごとに管理タスクを実行できるようになりました。詳細については、SDDC にデプロイされた VMware Cloud Director Availability
のバージョンの 管理ガイド