オンライン モードでの VMware Cloud Foundation の非同期パッチ適用バージョンのアップグレード
Last Updated January 22, 2025

非同期パッチを適用した後、1 つ以上の
コンポーネントのバージョンが BOM から逸脱している場合は、
を使用して、新しいバージョンの
へのアップグレードを有効にする必要がある可能性があります。
  • KB88287 を参照して、
    のターゲット バージョンがアップグレードに対応していることを確認します。アップグレード パスのサポートについて質問がある場合は、Broadcom サポートにお問い合わせください。
  • 最新バージョンの
    が必要です。
    ディレクトリに既存または古いバージョンの Async Patch Tool が存在する場合は、最新バージョンの
    をダウンロードする前に、これらのファイルを Linux または Windows コンピュータと SDDC Manager の両方から削除する必要があります。
    rm -r <AP Tool directory>
    rm -r <outputdirectory>
    を以前に実行したときに
    outputDirectory
    が指定されていない場合、デフォルトのディレクトリは
    /home/vcf/apToolBundles
    です。
  • 長時間の操作に
    を使用する場合にソケット接続タイムアウトを回避するために、SSH クライアントで TCP キープアライブを構成します。
  • は、
    4.2.1 以降でサポートされます。このリリースでは、VMware Cloud Foundation on VxRail の ESXi および VxRail Manager のパッチ適用もサポートされています。
  • 4.x から
    4.y にアップグレードしています。
    4.x から
    5.0 にアップグレードする場合、この手順は必要ではありません。
非同期パッチを適用し、1 つ以上の
コンポーネントのバージョンが BOM から外れると、
のターゲット バージョンに応じて、
のより新しいバージョンにアップグレードするためのプロセスが異なります。
ターゲット バージョン
アップグレード プロセス
4.y
のより新しいバージョンへのアップグレードを有効にするには、
を使用する必要があります。
たとえば、
パッチを
4.3.1 インスタンスに適用した場合は、
を使用して
4.4 へのアップグレードを有効にする必要があります。
次の手順では、このプロセスについて説明します。
5.0
5.0 へのアップグレードは自動的に有効になり、
を使用してアップグレードできます。
このプロセスについては、『VMware Cloud Foundation ライフサイクル管理ガイド』で説明されています。
5.0 にアップグレードする前に、依然として
を使用してすべての非同期パッチを無効にし、インベントリ同期を実行する必要があります。詳細については、「VCF Async Patch Tool のオプション」を参照してください。
が(直接またはプロキシ サーバ経由で)インターネットに接続している場合は、
から
を実行し、アップグレード バンドルをダウンロードして有効にすることができます。バンドルが正常に有効になると、
を使用して
をアップグレードできます。
管理
リポジトリの設定
)で VMware デポへの接続を構成した場合、アップグレード バンドルは自動的にダウンロードされます。ただし、この手順を使用してアップグレードを有効にするまで、バンドルをワークロード ドメインに適用することはできません。
  1. vcf
    ユーザー アカウントを使用して SDDC Manager アプライアンスに SSH 接続します。
  2. /home/vcf/asyncPatchTool/bin
    に移動します。
  3. アップグレードを有効にします。
    1. 次のコマンドを実行します。
      ./vcf-async-patch-tool --enableVCFUpgrade
      targetVcfVersion
      --du
      broadcom_support_email
      --sddcSSOUser
      ssoUsername
      --sddcSSHUser vcf --it ONLINE
      on Dell EMC VxRail:
      ./vcf-async-patch-tool --enableVCFUpgrade
      targetVcfVersion
      --du
      broadcom_support_email
      --pdu
      dell_emc_depot_email
      --sddcSSOUser
      ssoUsername
      --sddcSSHUser vcf --it ONLINE
      • targetVcfVersion
        のターゲット バージョンに置き換えます。例:
        4.4.0.0
      • broadcom_support_email
        を Broadcom サポート ポータルのメール アドレスに置き換えます。
      • dell_emc_depot_email
        を Dell EMC デポのメール アドレスに置き換えます。(VxRail のみ)
      • ssoUsername
        を管理ドメインの SSO ユーザー アカウント(
        administrator@vsphere.local
        など)に置き換えます。
      • --outputDirectory
        はオプションで、バンドルのダウンロード場所を指定するために使用できます。場所を指定しない場合、
        はデフォルトの場所である
        /root/apToolBundles
        にダウンロードします。
        出力ディレクトリにバンドル用の十分な空き容量があることを確認します。
        プロキシ サーバ経由でインターネットに接続する場合は、
        --proxyServer, --ps
        オプションを使用して、プロキシ サーバの FQDN とポートを指定します。たとえば、
        --proxyServer
        FQDN
        :
        port
        などです。
    2. Y
      と入力して、
      の最新バージョンが実行されていることを確認します。
    3. Y
      または
      N
      と入力してカスタマー エクスペリエンス向上プログラム (CEIP) に参加するかどうかを選択します。
    4. 情報を読み、
      Y
      と入力して前提条件を確認します。
    5. スーパー ユーザー (
      vcf
      ) アカウントのパスワードを入力します。
    6. root ユーザー アカウントのパスワードを入力します。
    7. 管理ドメイン SSO ユーザー アカウントのパスワードを入力します。
    8. Broadcom サポート ポータルのパスワードを入力します。
    9. 製品タイプが
      VX_MANAGER
      の場合は、Dell EMC デポのユーザー名とパスワードを入力します。(VxRail のみ)
    10. Y
      または
      N
      と入力して、vRealize バンドルをダウンロードするかどうかを選択します。
    は、必要なバンドルを決定し、バンドルをダウンロードして、
    の内部 LCM リポジトリにアップロードします。
  4. にログインし、バンドルをすべてのワークロード ドメインに適用します。